はじめに
初めまして、スタジオバズリにお越しいただきありがとうございます。
ここでは、仕事ができない僕だからこそ、皆様に伝えられること、体験したこと。その他日常で少しでも楽しいと思えることを書いていきます。
とにかく問題児だった(今もですが)僕が、新入社員の時にちゃんと知っておけば良かったことを色々と書いていきます。多すぎるので、複数回に分けて書きます。
「ビジネスマナー講師やキレキレの優秀な方々」ではなく、上司や先輩にたくさん叱られてきた僕自身の体験を通してこれから新社会人になる方や、後輩・部下を迎える方に、お届けします。
大事なこと
ここに書いてあることがすべて正解というわけではありません。
僕自身の経験をもとに書いていますし、色々な考え方があっていいと思います。
ふーん、こんな考えもあるんだな。と思っていただけたらそれで十分です。
今回は「夢を語る」というテーマで考えてみます。
夢を語る
これは本当に不思議なことなのですが、自分はこうしたい、もしくはこうなりたい。
という想いや、夢を語ることができるか、というのは意外と必要なことだと考えています。
今の時代、仕事は仕事、プライベートはプライベート、と分けて考えることが普通ですし、
仕事がきちんとできていれば夢や想いなどを語らなくても問題なく毎日を終えることができます。
僕が接してきた様々な先輩、上司、お取引様の社長で、尊敬する、そして尊敬されている方々は、皆様想いを語っています。
別に熱く語らなくてもいいんです。ボソッと言うような感じで伝える方もいらっしゃいます。
どう表現するかではなく、何を語るか
問題なのは、どのように表現するかではなく、何を語るかだと思っています。
自分自身も、新入社員時代はこうなりたい、ああなりたいと色々な場面で話すことがありましたが、今考えると言葉も薄かったなと思います。
最初はそれで全然問題ないと思います。
最初は先輩方の真似でも、言葉を発しているうちに本当に自分の言葉として熱を帯びてくるようになります。
僕も最初はそうでした。
しかし、面白いもので同じ言葉同じようなトーンで話しても、先輩方とは全然違う。
重みが違う、いつの間にかそう感じることが増えてきました。
ある日、ふと感じたのは
「語った数、そうなりたいと思ったいきさつ、想いの強さが全然違うからだ」
と気が付きました。でも、そうすると経験の少ない者はいつまで経っても先輩方には勝てないのではないか。
と思いました。と同時に気が付きました。
想いの強さに経験は関係ない。
最初は尊敬する人の受け売りで話していた夢もありましたが、いつの日か自分が本当にそうなりたい、と思うようになった言葉を発していきました。
するとやはり相手の反応も違います。
なぜそう思うの?という質問に対して、自分が本気で思っているため具体的に語ることができるからです。
最初は受け売りでも大丈夫
最初は先輩や上司の受け売りで構わないと思います。
何度も何度も話しているうちに、いつか本気で想う日が来たり、違う気持ちに気が付くことができるからです。だけど最初はとにかく伝えてみてください。
きっと変わる日がきます。
なぜ夢を語るのか
別にトーンや伝え方はどんな方法でも構わないです。
しかし、語ることの必要性について僕は二つの意味があると思っています。
- 本気で想っていないと言葉は出てこない
本気で想っている人の言葉は圧が違います。そしてそれだけの圧があると人が動く可能性が高くなります。また、その想いに惹かれる人たちが自然と自分の周りに集まるようになります。
- 伝わらないと人は動かない
人に動いてもらうためにはいくつか方法がありますが、どんなに想いがあったとしても、周りの方々に伝わらないと人は動いてくれないからです。伝わらないと動かないというより、伝わった方が動いてくれやすい、というのが正解かもしれません。
僕は、どちらかというと気持ちが先走っていくタイプでした。いつの日か自分の想いを、自分自身の言葉として話せるようになってきたとき、共感してくださる方が増えてきました。恥ずかしいな、とか熱く語れないな、と思っても、ぜひ自分の想いは発信してみてください。上手くなくていいんです。気持ちを込めて話してみてください。
きっとある日変わっていることが実感できます。
皆様が仕事を少しでもワクワクできるようになると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。