はじめに
初めまして、スタジオバズリにお越しいただきありがとうございます。
ここでは、仕事ができない僕だからこそ、皆様に伝えられること、体験したこと。その他日常で少しでも楽しいと思えることを書いていきます。
とにかく問題児だった(今もですが)僕が、新入社員の時にちゃんと知っておけば良かったことを色々と書いていきます。多すぎるので、複数回に分けて書きます。
「ビジネスマナー講師やキレキレの優秀な方々」ではなく、上司や先輩に叱られまくってきた僕自身の体験を通してこれから新社会人になる方や、後輩・部下を迎える方に、お届けします。
大事なこと
ここに書いてあることがすべて正解というわけではありません。
僕自身の経験をもとに書いていますし、色々な考え方があっていいと思います。
ふーん、こんな考えもあるんだな。と思っていただけたらそれで十分です。
今回は再び決断の時間を短くするというテーマで考えてみます。
報連相を徹底する
ビジネスシーンで非常に重要な報連相、これも新入社員の研修で習うでしょう。
なぜこれが決断の時間を短くするのかについて書いていきます。
ただ、報連相と聞いても、あまりに当然すぎてピンとこないと思います。
むしろ、そんなこともできてなかったのかこいつは…と思いますよね。
はい…すみません。できておりませんでした。
だからこそ、報連相の徹底をすることの重要性が分かるのです。
あーはいはい、報連相ね。と僕も思っていました。
「報連相、すればいいのね報連相」なんか一句できたみたいになりましたが。
僕はいっつも叱られていましたから、上司や先輩に話しかけるのも憂鬱でした。
「今ここで報連相したら30分は捕まるな…」とか、「うわ、これ相談したら激ヅメされるの間違いないわ、言い訳も考えてから報告しよう」とか、今思うと完全に報連相を分かっていませんでした。そんなときに限って、「おい、こないだのあれどうなった?」と言われるわけです。
僕:「ち、ちょっ、ちょっちょっと待ってください」
上司:「いいから早く見せろ」
僕:「お待たせいたしました。今こんな感じです(ドヤァ)」
上司:「まだこの段階なのか?というか、言ったこととずれているぞ、なんでこんな状況なんだ?」
僕:「ちょっと色々ありまして…」
上司:「ちょっとなのか色々あったのかどっちなんだよ、そんなことより、やり直して大至急持ってこい!!!!」
僕:「申し訳ございませんでした!!!!」
こんなことが日常茶飯事に起きていたわけです。
研修で、報連相が大事な理由として
・依頼した上司は進捗状況を確認するために報告を聞きたい
・スムーズに仕事を進めるために
とか教わりますよね。ごもっともです。ここは外せないと思います。
でも、さらっと流されているこの報連相にも、もっと意味があったんですね。
報連相のメリット
仕事が楽しくなってきたなと思ったときの上司からこう言われました。
「最初はとにかく10%でも20%のデキでもいい、手書きの殴り書きのメモでいいから俺に相談しろ」
この一言、本当になんでもない一言なんです。が、これを言われたときに何かが開けたんですね。きっと同じようなことを言われたことが過去にもあったのかもしれません。でもその時のメンタル状況や自分の立場、色々なタイミングがあったと思います。
その時の僕にはガツンと来た。
もちろん、話しかけるタイミングは見ます。ですが、「今は〇〇会議の前だから忙しいだろうな」とか無駄な遠慮をすることをやめました。そして、本当に早いタイミングで相談をしました。
ただ、手書きのメモだと自分でも字が下手すぎて読めないことがあるので、wordで箇条書きにして持っていきました。こんな感じです。
僕:「お忙しいところ失礼します。今度の〇〇勉強会で使用する資料について相談させていただきたいのですが、現状デキとしては10%いかないくらいです。今5分ほどお時間よろしいですか?」
上司:「相談はOK、ただ、至急の電話を1本済ませてからでいいか?そうだな、■■時からなら打ち合わせできる、それで大丈夫か?」
僕:「かしこまりました。では■■時にお願いします。先にメールで資料の案だけ送っておきます」
■■時
上司:「うん、だいたいこの方向性で合っているし、内容もいいと思う。が、もう少し他社の情報もあった方がいいな。あと、この内容で時間は足りるか?今ならもう10分もらえるように交渉できるぞ?」
僕:「ありがとうございます。そうですね、確かにこの情報はもっと必要ですね。時間もプラス10分いただけると助かります。私も余裕を持って話せますので」
上司:「よし、じゃあ今から俺は10分プラスでもらえるように、上と話してくる」
みたいなことができるんですね。
〇初期のタイミングで相談することによって、上司が求めていることとのズレを最小限に抑えることができる(後からだと修正が大変)
〇相談した人を当事者として巻き込むことができる
〇グダグダ悩んでいる時間を短縮し、すぐに行動に移すことができる
というメリットがあります。
自分の考えを持って相談する
だから報連相は重要なんです。ただ、外してはいけないのは、「自分はこう思う」という考えを持って相談に行くことです。
考えを放棄するのではなく、自分の考えを持って早い段階で報連相すると、後々がとても楽にいくということです。考えを持ってと言いましたが、考えがまとまらない場合は自分が迷っている案を全て書き出してから相談してみてください。それだけでも違います。
皆様が仕事を少しでもワクワクできるようになると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。