はじめに
初めまして、スタジオバズリにお越しいただきありがとうございます。
ここでは、仕事ができない僕だからこそ、皆様に伝えられること、体験したこと。その他日常で少しでも楽しいと思えることを書いていきます。
とにかく問題児だった(今もですが)僕が、新入社員の時にちゃんと知っておけば良かったことを色々と書いていきます。多すぎるので、複数回に分けて書きます。
「ビジネスマナー講師やキレキレの優秀な方々」ではなく、上司や先輩に叱られまくってきた僕自身の体験を通してこれから新社会人になる方や、後輩・部下を迎える方に、お届けします。
大事なこと
ここに書いてあることがすべて正解というわけではありません。
僕自身の経験をもとに書いていますし、色々な考え方があっていいと思います。
ふーん、こんな考えもあるんだな。と思っていただけたらそれで十分です。
今回は「神は細部に宿る」というテーマで考えてみます。
神は細部に宿る
人が気にしない細かい所にまで気を配ることが重要だということです。
これは、今でも僕が最も苦手とすることの一つ。
常に何かミスがあったり、忘れていたり…
とほほな感じなのですが、今回はそんな僕でも実践できた例をご紹介します。
爪は短く切り揃える
これは、女性でもそうなのですが、爪をキレイにしているかどうかはかーなーり大事です。
営業の方ではなくとも、資料や書類、商品を渡す際に目につくポイントです。
基本的には短くしておきましょう。最悪なのはごみがたまって黒ずんでいる爪。
特に、女性は意識的にせよ無意識にせよ、男性の爪を見ています。
本能的に自分が触られることを想像するといわれていますよね。
爪に限らず、ささくれはありませんか?
3分もあれば手入れできますから、しっかりと手入れしておきましょう。
靴は磨いておく
靴は自分を素敵な人に会わせてくれる。素敵な場所に運んでくれるといいます。
高い靴か、安い靴かに限らず、週に1度は磨いてください。
僕自身が営業だったこともあり、今でも自分の所に来る営業マンの方は一番最初に靴を見ます。高くなくとも、しっかり手入れしている人は大抵仕事もしっかりしてくれます。
逆にどんなにいいスーツを着て、いい時計をしていても、靴が汚い人は仕事もずさんな方が多いです。これはあくまで自分自身の経験ではあります。しかし、少なくともそのように自分を見る人がいるということです。
時間がないのなら、お金を出してプロに磨いてもらいましょう。
僕の尊敬している上司は、必ずどこの県に転勤していても、東京の青山にある靴磨き専門店に靴を出すと言っていました。当然のことながらその上司の仕事はバリバリでずば抜けていました。
拘ったいいものを身につける
以前僕は、ファッションでオリジナリティを出そうとせず、無難にしましょうと書きました。
これは補足すると、奇抜に見えないようにする。ということです。
中途半端に稼いでいる人は、ギラギラした服装、ギラギラした時計、アクセサリーになりがちです。
しかし、本当に稼いでいる人は、一見すると地味に見えますが、見に着けているものは非常にいいものです。高級なものでもあえてブランドを出していないものだったり、控えめに見えて実はとても高いものだったり。
これは服装に限らず持っている物が全て統一されていてとても上品なものを身に着けていらっしゃいました。
高ければいいというものではありませんが、自分の身に着けるものには拘りを持ってほしいと思います。
凄く簡単に言うのであれば、その持ち物にロマンがあるかどうか。
僕も入社した時はギラギラした感じに憧れましたが、周りの先輩方やお取引様で、本当に稼いでいる人達を見ていてだんだん考えが変わっていきました。
そこから、なるべく物には拘ろうと思いました。
何度も言いますが、高くなくて構いません。自分がその持ち物にロマンを感じ、そこに「投資」できるかどうか、大事なことだと思います。
ちょっと無理して買った靴が素敵な人との縁をつないでくれた
例えば、僕が凄く拘って買った物の中には靴があります。
革靴で、8万円しました。
もうこれは本当に大きい買い物でした。しかし、高い靴だからと思ってとても大事に履きます。必然的にシューキーパーを買いましたし、スーツに入れられるマイ靴ベラも買いました。しっかり磨きます。
すると、色々なところに効果がでます。
例えば、磨いていて靴がキレイなので、お取引様や、お客様からしっかりしているね、と言われました。
お医者様のお客様を訪問した際には、「その靴いいね!」と言われました。
そして、お取引様と一緒にお客様の所に同行した時も、靴を脱ぐ場面がありましたが、帰り際にマイ靴ベラでひょいと靴を履いたら、お客様から、「さすがですね、そこまでしっかりしているとは…今回の契約、前向きに考えさせていただきます」と言われて実際にご契約をお預かりすることができました。
これは靴ベラだけの効果ではもちろんないですが、物に拘りを持つとこういうことがおきるのです。
これらは自慢でも何でもありません。自分が拘って買った物が、人に評価される要因にもなるということです。そしてそれは、その人が拘りを持っているからこそ気が付いていただけることであり、それが自分をいい所に導いてくれるのです。
当然、なんでもいいやと思って買った物は、そのような扱いをします。しかし自分が拘って買った物は、そういう所作を産みますし、そして何より長く使えるということです。
皆様も、ギラギラした目立ち方をせず、そのような拘りを持った物を身に着けて、より高みを目指してほしいなと思います。これは仕事ができなくても今すぐできる「自己投資」の一つですからね。
皆様が仕事を少しでもワクワクできるようになると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。